下関市櫻山神社の御朱印

山口県下関市にご鎮座する「櫻山招魂社(神社)」へ参拝してきました⛩

参拝する前は、

こなつこなつ

ん?神社の名前が招魂社??

と「???」となっていたのですが、それにはここ下関市と縁の深い歴史的人物が関係しており、特に幕末の歴史がお好きな方は、もうピンときているかもしれませんね。

櫻山招魂社の見どころや歴史、御朱印についてご紹介していきます♪

【スポンサーリンク】

山口県下関市にある櫻山招魂社(櫻山神社)へ

下関にある桜山招魂社へ

櫻山招魂社へのアクセスは、JR下関駅からバスで約5分、バスを降りてから徒歩で約5分ほどでたどり着きます。

私は櫻山招魂社へ向かう前に近くにある「長門國 厳島神社」へ参拝していたので、厳島神社から約15分程とことこ歩いて櫻山神社へと向かいました。

🌟厳島神社の記事はこちら

【厳島神社(下関)御朱印】ド迫力の高杉晋作御朱印がかっこ良い!

神社で光に包まれる

少し緩やかな坂を登ってたどり着いた~!!と思ったら、すごく良い感じに光が差してきました✨

櫻山招魂社はこちらの小さな丘の上にご鎮座されています。

山口県下関市のおすすめ神社

そこまで古い神社ではないので階段は緩やかで登りやすく、手すりが付いているのでらくちんです♪

そして階段脇の旗には「奇兵隊」の文字。

そうです!ここ櫻山招魂社は江戸時代末期に長州藩の藩士や武士・庶民で結成された「奇兵隊」にとても縁のある神社となっています。

私は学生時代、5教科の中では断トツ歴史の授業が好きだったのですが、幕末の歴史好きな方って多いですよね~~

神社の巨木はパワーがある

階段脇に生えていた木は、斜めになっている地面に沿う様に、ずっしりと根を張っていました。木の生命力ってすごい✨

階段を抜けると「七卿史跡」の石碑があります。

七卿史跡

さらに階段を登っていくと、ようやく頂上が見えてきました!

幕末の志士の道を辿る旅・山口県下関市

この日は真夏真っ盛りでしたが、周りに木々があるとなんだか涼しく感じます。木々が風で揺れる音って何だか良いですよね~🌳✨

ようやく階段を伸びりきると広々とした境内が目の前に広がり、石碑がいくつも建っていました。

桜山招魂社の石碑

櫻山神社の石碑

櫻山招魂社(櫻山神社)のご由緒

桜山招魂社の歴史

文久3年(1863年)10月、東行高杉晋作の発議により、殉国の志士の神霊を祀る招魂場を築くことになり、12月騎兵隊が下関に転陣したため、候補地を下関に求めました。
文久4年:元治元年(1864年)正月23日、長州藩政府と協議し、新地岡の原、通称桜山を斎場に選びました。同年3月29日、来関中の、三条実美卿等五卿方、視察され社殿の必要性をときました。
慶応元年(1865年)8月3日、招魂場落成。
明治5年(1872年)8月20日、防長各所の招魂場の神霊をことごとく桜山招魂場に合祀、9月1日には下関旭陵にあった豊浦藩報国隊士の霊を合しました。
昭和34年(1959年)、吉田松陰没後百年祭にあたり、山縣有朋等23柱を追祀して、神霊は391柱となりました。公式ページより引用

御祭神

  • 吉田松陰、高杉晋作、久坂義助、入江九一など三百九十一柱

櫻山招魂社は高杉晋作発議によって建立された招魂場で、奇兵隊に属した長州藩士などが祀られています。なんだか背筋が伸びるような、それでいて暖かく見守られている様な、不思議な感覚のする神社さまでした。

【スポンサーリンク】

坂本龍馬の妻・お龍と櫻山招魂社

桜山神社と坂本龍馬・お龍

境内には坂本龍馬の妻である「お龍」に関する案内書きがありました。

なんでもお龍は龍馬亡き後下関に滞在しており、ここ櫻山招魂社を運営するために作られた茶屋で橙の実を短銃で撃ったり、飲み明かしたりしていたそうです。

きっと最愛の夫を亡くして、どうにか寂しさを埋めたかったのでしょうね。なんだか切ないなぁ

【スポンサーリンク】

櫻山招魂社(神社)の御朱印

櫻山神社の御朱印/山口県下関市

この日は社務所が不在でしたが、社務所前に書置きの御朱印が置かれていたので、初穂料を置いて書置き御朱印をいただきました。

「櫻山」の名の通り、櫻の印が押された素敵な御朱印です🌸

櫻山招魂社へのアクセス

公共交通機関の場合

  • JR下関駅から約5分→「下関医療センター前」下車後、徒歩約5分

車の場合

  • 下関駅から約5分
  • 山口宇部空港から約1時間
  • 専用駐車場有り

■櫻山招魂社

山口県下関市上新地2丁目6