雲仙妙見神社へ参拝!

長崎県にある雲仙は、温泉や地獄、1990年に噴火が発生した普賢岳などがよく知られていますが、地元では秋の紅葉の名所としても有名なスポットとなっています。

実は2022年はなんと紅葉のベストタイミング♡で訪れることができ、念願の妙見神社まで参拝することができたので、参拝レポートとしてご紹介しようと思います♪

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雲仙にある仁田峠・妙見岳へ

紅葉スポットである雲仙・仁田峠へのアクセスは、JR長崎駅からだと車で約1時間20分ほどでたどり着きます。雲仙へ近づけば近づく程、

こなつこなつ

え?こんな道が折れ曲がることある?(゚д゚;)

といった、くねっくねの山道が延々と続いていきますので、運転される方はどうかお気をつけて進まれてください🚙💨

そんなこんなでようやく仁田峠駐車場まで辿り着き、車を降りると

こなつこなつ

さ、さ、さささ寒かーー!!!

やっぱり山は舐めちゃいかんですね。11月はじめと言えど山の上は空気が冷たいので、秋~春先まで雲仙に行かれる方は上着必須かと思います。そんなこんなでようやく「仁田峠」へ到着しました。

国立公園・雲仙仁田峠

実は子どもの頃に来たことがあったと思うのですが、大人になって来るのは初めてで、ほぼ初めての場所にワクワク♪ここから緩やかな階段と坂を登って、展望所へと向かいます。

ちょっと開けた展望所からは、ゴツゴツとした岩肌が見える平成新山!!↓

雲仙平成新山

平成3年に溶岩ドームができ、同年6月3日の火砕流では多くの尊い命が奪われた雲仙普賢岳の噴火。

私はほぼ記憶がないのですが、親によると長崎市内でも車の上などに灰が積もっていたそうです。今ではこんなに綺麗な山ですが、なんというか、自然の力はやはり恐ろしい。

普賢神社拝殿と御朱印

仁田峠にある普賢神社

展望所の奥の方には普賢神社の拝殿がありました。

普賢岳では、室町時代創建で「お普賢さま」の愛称で親しまれた社が普賢岳山頂にあったのですが、平成の噴火による火山灰で埋もれてしまいました。

後の1995年この場所に仮の拝殿が建立され、2004年には普賢岳山頂近くに新しい「普賢神社」が建立されました。なのでこちらの拝殿はまだ新しい造りといった感じですね~✨

山ということで、きっと昔から山岳信仰があった場所なのでしょう。

普賢神社の御朱印

雲仙普賢神社の御朱印

普賢神社の御朱印ですが、近くの雲仙温泉街にある「温泉神社」さまでいただくことができます♪

こちらの普賢神社御朱印は、以前クラウドファンディングの温泉神社再建寄付の際に拝受した特別御朱印ですので、通常の御朱印とは異なる場合があります。

雲仙・仁田峠の紅葉時期は?ロープウェイで山頂へ!

雲仙仁田峠紅葉の見どころの時期

普賢神社のすぐ横にはロープウェイがあり、そこから妙見岳山頂まで一気に登ることができます。このロープウェイから、岩肌の紅葉を綺麗に見ることができますよ~♫

雲仙仁田峠の紅葉は、例年10月後半~11月はじめ頃が見ごろの時期となっており、この日は2022年11月4日でちょうど見ごろでした。

妙見岳山頂まではロープウェイだと約3分、元気があれば30分ほど歩いて登れば辿り着きますが、運動不足の私は迷わずロープウェイ一択!!笑

雲仙ロープウェイで山頂へ!所要時間など

なかなか歴史を感じるロープウェイで、大丈夫なのかな…(;´Д`)という、色んな意味でのスリルを味わった(汗)のですが、あっという間にに妙見岳山頂へと到着。ロープウェイは往復で大人1,290円でした。

雲仙妙見岳の紅葉

めちゃくちゃ見晴らし良いですー✨

雲仙妙見岳からの景色

ちょっと霞んでいましたが、雲が一直線で海に光がさしていて、これはこれで幻想的✨

雲仙妙見岳のロープウェイ

妙見岳は標高1333m、葉っぱも赤や黄色に紅葉してて秋を感じました~🐓

ロープウェイの終着点からさらに上へと続く階段を登ると、本当の頂上となる展望所へ行く事ができます。なかなか道自体は狭く、石の階段が続くので歩きやすい靴がおすすめです。

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妙見神社と御朱印情報

雲仙妙見神社へ

山頂の展望台へ続く道の途中に分かれ道があり、ここから細い道を進んで行くといよいよ妙見神社へ到着です。

この辺りは登山客も多く、登山の人&紅葉を見に来た人が入り混じっていた感じでした。おみくじもあって、皆さん運試しにおみくじを楽しんでいましたよ~

そんなこんなで妙見神社へ到着!!

雲仙妙見神社へ参拝!

ちょっと見えにくいですが、神社の裏手には紅葉した木々が広がり、なんだか柔らかい空気が広がっている様な妙見神社さま✨

妙見神社の鳥居

なかなか歴史あるコンクリート?の鳥居で「妙見神社」と書かれた神額。そして鳥居の上にはいっぱい石が詰まれていました。THE山の神社という感じですね。

妙見神社の歴史は?

雲仙にある妙見神社へ

ロープウェイの案内書きには「明治初期の神仏分離まで四面宮が守護神として祀られています」とのことでした。四面宮とは1つの体(大陸)で、4つの面(国)あるという、九州の守り神とされている神様✨

その昔九州は「筑紫の国」「豊の国」「肥の国」「熊曽の国」という4つの国があったとされています。飛鳥時代から奈良時代に活躍した僧侶の行基は、雲仙を訪れると「空中に四面の美女が現れた」との逸話もあり、雲仙に満明寺と四面宮というお寺・神社を築きました。

一方妙見神社というと北斗星・北極星信仰で、古事記ではこの世界に1番最初に登場する天之御中主神さまを祀る神社とされていますので、ここ妙見神社は妙見神&九州の守り神の、神さまコンポといった感じですかね?

山の雰囲気も相まって、あたたかい印象を受ける神社さまでした~✨

妙見神社の御朱印

雲仙妙見神社の御朱印

妙見神社の御朱印も、雲仙温泉街にある温泉神社さまでいただくことができます。

こちらの御朱印も普賢神社と同様、以前クラウドファンディングの際に拝受した御朱印ですので、通常御朱印とは異なる場合があります。

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島原と言えば「かんざらし」が美味!

島原でかんざらしを実食!おすすめの有名店

雲仙・妙見岳の紅葉と神社を散策するために歩き回って小腹が空いたので、島原市方面へ向かって名物の「かんざらし」を食べてきました。

私は初かんざらし!甘くて懐かしい味がするシロップに、小さめの白玉が浸かっていて、もっちもち&ほんのり甘くておいしかった~♫

今回は島原市の喫茶ケルンさんでいただいたのですが、レトロなお店の雰囲気も相まって、ゆっくりした喫茶タイムが味わえましたよ!おすすめです(^ω^)🌟

雲仙仁田峠・妙見神社へのアクセス

公共交通機関の場合

  • 長崎駅前から小浜・雲仙行き高速バスにて「雲仙」下車→徒歩約1時間40分
  • 仁田峠からロープウェイで妙見岳山頂まで約3分

仁田峠まで車の場合

  • JR長崎駅から約1時間30分
  • 長崎空港から約1時間20分
  • 仁田峠展望所に無料駐車場有り

■妙見神社

長崎県雲仙市小浜町雲仙