コロナによる全国の緊急事態宣言が解除されましたが、一部の地域では早くも第二派の波が広がりつつありますね。

やはりすんなり収まるとは言えない状況になっていますが、こんな時だからこそ!との思いで全国唯一の病厄除け*廣田神社の郵送御朱印のご縁をいただきました✨

病厄除けの神様をまつる神社の御朱印と、ご由緒や御祭神などについてご紹介します。

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青森市*病厄除け守護の廣田神社*りんごのご当地御朱印

青森廣田神社のご当地御朱印りんご

廣田神社のホームページにて郵送御朱印を申し込み、すぐにお送りいただきました✨

青森といえばやはり「りんご🍎」

こちらの御朱印は廣田神社のご当地御朱印の一つで、ピンク色のりんご印が押されてある可愛らしい御朱印です。

どうしてもりんご印に目が行きますが、よくよく見てみると、神社の印のなかには鋭い鳥?のような形が彫られていますね。鋭くも滑らかな曲線が美しいお印です。

郵送でもいただける廣瀬神社のご当地御朱印

青森廣田神社のカラフルなご当地御朱印

廣田神社の郵送でいただける御朱印には、通常御朱印に加え、りんご・雪結晶・青森県のご当地御朱印、見開きのねぶた提灯御朱印を申し込むことができます。

私はりんごが大好きなので、迷わず「りんご御朱印」を申し込み♪

御朱印と一緒に届いたこちらの紙にも書かれていたのですが、神社は地域で育まれた文化や習慣が色濃く体現されており、その地域の郷土や歴史を知るきっかけにもなるんですよね。

これが楽しくて、どうしても私は神社めぐりにはまってしまうんですよね~(*^^*)

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廣田神社のご由緒

青森市廣田神社の郵送御朱印

往古一条天皇の御代、長徳年間(996年)に左近衛中将より陸奥守に任ぜられた藤原実方朝臣(ふじわらさねかたあそん)が蝦夷鎮撫のため、外ヶ浜貝森村(現在の青森市)に「夷之社(えびすのやしろ)」を創建して陸奥国長久の平安を祈願したのに発祥します。

そのため、御祭神も神功皇后が新羅御討伐の際に、皇軍を擁護したまわった天照大御神の荒御魂を主祭神として、これに国土経営の神様である、大国主命、事代主神並びに蛭子命を相殿したことは実方公の深慮から出たもので、後世その功績を思い、永くその英霊を慰めるべく一面和歌の神として廣田神社に配祀をしました。

したがって公私の崇敬篤く、寛永二年(1625)津軽二代藩主信牧(のぶひら)公が青森町を開設する際には開港奉行であった森山弥七郎(もりやまやしちろう)に命じて、青森湊鎮護のために青森の産土神(守り神)として町の中心に遷座(せんざ)させました。

また、外ヶ浜総鎮守城とも称される青森御仮屋(おかりや)の(後の青森県庁)二代目城代(じょうだい)であり、弘前藩の家老でもあった進藤庄兵衛正次に指揮をさせて青森の開拓・発展を推し進めました。

その結果、市場を開き、都市整備・開墾を行うなど数々の功業を重ねて現在の青森商業発展の礎を築きました。その偉業を称え、青森の人々は開拓の一大恩人として、庄兵衛が深く崇敬をしていた廣田神社へ“青森守護神”として配祀をしました。
廣田神社公式ページより引用

廣田神社が創建されるきっかけとなった藤原実方とは、「源氏物語」の主人公・光源氏のモデルとなった方と言われています。それがこちら

美貌と風流を兼ね備えた貴公子で、清少納言やさまざまな女性との交流があったとされる実方朝臣。

こちらは菱川師宣が描いた百人一首の藤原実方ですが、確かにちょっとプレイボーイ感が漂っていますね。。。笑

御祭神

  • 天照大御神荒御魂
  • 相殿神:大国主命、事代主神、蛭子命、配祀神

廣田神社の主祭神として祀られるのは、天皇の皇祖神で伊勢神宮の内宮にお鎮まりになる天照大御神です。「荒御魂」とは荒々しい側面を持った魂で、厄除けや災難除けなどの祓いの力がある魂のことです。

大国主命は出雲大社でお馴染みの縁結びの神様、事代主神は海に関する神様✨

このことから、廣田神社では病厄除けに、災難除け、厄除け、縁結び、海上安全、商売繁盛、開運などのご神徳のある神社となっています。

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全国唯一の病厄除け!コロナ収束を願って

青森のカラフルな郵送御朱印♪

青森市の廣田神社は、全国で唯一の「病厄除け守護神」を祀る神社です。

主祭神である天照大御神の荒御魂は厄除けの力があり、ご一緒に祀られる大国主命は、神話の「因幡の白兎」のお話から、医薬や病気など生命に強い神様とされています。

このことから、きっと病厄除けの神社と呼ばれるのでしょうね~✨

因幡の白兎とは?
 大国主命が因幡の国の岬を通りかかった際、体の皮を剥がれて泣いている一匹の兎がいました。一緒にいた大国主命の兄弟達は、兎に意地悪をして海水を浴びて風にあたると良い、と嘘をつきます。兎は言われるがまま海水を浴びて風にあたると体中がヒリヒリと傷みました。
 大国主命は兎に「かわいそうに。すぐに真水で洗い流し、蒲の花を摘んでその上に寝ころぶと良い」と伝え、兎はその通りにすると、みるみるうちに回復し、すっかり元の白い兎に戻りました。

現在の郵送御朱印もコロナによって参拝できない方が多いため、期間限定での受付となっているのですが、御朱印とともに「病厄除け祈祷のご神符」も送付いただきました。

あたたかいお手紙まで頂き、本当にありがたいです✨

心から感謝、感謝、感謝👏✨✨✨

*郵送御朱印は当面の間の受付けとなっておりますが、詳しい最新情報は公式ページよりご確認下さい。
廣田神社*御朱印郵送受付

■廣田神社

青森県青森市長島2丁目13-5