護国神社とはご存じの通り、国のために殉職された方や英霊をまつる神社で、明治時代に各都道府県に1社ずつ建てられました。
ここ長崎縣護国神社は街を見下ろす丘の上に建っており、境内からは市内を広く見渡せる、そんな素敵な景色を眺められる神社です✨
長崎縣護国神社の御朱印や境内の見どころ、定期的に開催される庭フェスイベントについてご紹介していきます♪
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長崎市にご鎮座する長崎縣護国神社
やってきました、長崎縣護国神社⛩
以前から訪れてみたいなぁ~と思っていたのですが、なかなか足を運ぶ機会に恵まれなかったお社で、今回念願叶ってようやく参拝させていただきました~✨
最寄バス停から急な坂道をヒーヒー言いながら登り、こちらは運動場のような(?)めちゃ広い駐車場の前に佇む真っ白な一の鳥居。
清廉で穢れのない白い鳥居で、神聖な場所への入り口としてドンと構えています。護国神社というと、やはり少しピリッとするというか、背筋がしゃんとなるような、そんな空気感を感じますね。
長崎縣護国神社の狛犬さん♪
ちょっとアイーン系(?)で、盛り上がった胸筋が印象的な狛犬さんです。
「護国神社庭フェス」はおしゃれ雑貨が手に入るイベント
長崎縣護国神社の境内はスッキリ整備されており、綺麗に手入れされているなぁ~という印象✨
参道の周りは砂利ではなく芝生になっていますね。神社ではなかなか少ないタイプではないでしょうか。
というのも、ここ長崎縣護国神社の境内では、定期的に「庭フェス」イベントが開催されるんです。
一年に2回開催される「護国神社庭フェス」は、ハンドメイドアクセサリーや洋服、バッグ、子ども用品、インテリア雑貨、美味しいグルメやスイーツのお店が一堂に集まるイベント♪
個人作家が心を込めて作った作品や、おしゃれで個性的な雑貨が手に入るとして、地元の人気イベントになっているんです。
しかも可愛い雑貨が多い事から、来場者はおしゃれに敏感な女性中心🎀
護国神社というと少しピリッとしたイメージをお持ちの方も多いかと思うんですが、ここ長崎縣護国神社の庭フェスでは、一般市民が気軽に、自然に集まりやすい今時のイベントを行っているんです。
去年行こうと思ったのですが、お休みが被らなかったので行けなかったんですよね~(;O;)
2020年4月の庭フェスは、コロナによって残念ながら中止となってしまいましたが、また再開催された際には訪れてみたいと思います♪
長崎縣護国神社のご由緒
初代長崎府知事沢宣嘉、長崎市梅ケ崎の地に社を建立。戊辰の役にて戦死した、振遠隊員鬼塚麟之助等四十三柱の英霊を祀る。市内佐古の地に官祭佐古招魂社建立。
台湾の役の戦歿者、同役に従軍し長崎病院において戦病死せる陸軍少尉相良長賢以下五三六柱を祀る。官祭梅ヶ崎招魂社となる。
昭和14年護国神社となったが、昭和20年8月9日の原子爆弾投下によって社殿焼失。現在の梅ヶ崎天満宮を仮宮とした。昭和38年10月に再建し現在に至る。
明治維新から太平洋戦争までの戦没者約6万柱を祀る。
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長崎縣護国神社の境内を散策♪
長崎縣護国神社は丘の上に建つ神社で、境内にはさまざまな記念碑が建てられていました。
天皇・皇后陛下御拝観記念碑
こちらは社殿のすぐ横にある「天皇陛下・皇后陛下御親拝記念碑 」
天皇・皇后両陛下が長崎国体(昭和44年)で長崎にお越しになられた際、護国神社を参拝された記念として、建立された記念碑です。
傷痍軍人之碑と猫
こちらの碑は戦争に従軍した霊を慰め、平和を祈念してたれたれた碑。
あれ?よく見ると・・・
あれ?、生猫がお供えされている…???
あまりにも動かないため最初人形かと思ったのですが、ちゃんと本物の生きた猫!!🐈笑
この写真を撮影したのはお正月だったため鏡餅がお供えされていますが、ちょうど良い位置に猫ちゃんがお昼寝中(˘ω˘)zzz..
夕陽が差し込む時間帯だったので、ぽかぽか陽気日光で気持ちよく寝ていたのかな~♪
長崎の町はとにかく野良猫が多くて、猫の写真を撮るために訪れる(?!)という猫好き観光客もたまにいるんですよ。カメラ片手に細い裏道をうろうろしている人を何回か見かけたことがあります(笑)
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長崎縣護国神社の御朱印
社務所にて長崎縣護国神社の御朱印をいただきました✨
御朱印には「しあわせのかみさま」と書かれており、今の平和な時代があるのは過去に国の為に戦ったたくさんの人達がいたからなんですよね。
私たちは日々の不平不満をブツブツ言ったり、当たり前の日常に感謝する事を忘れていることも多いですが、たまには過去の歴史を顧みるのも必要だと感じます。
猫ちゃんに会えるかは運次第ですが、威厳ある長崎縣護国神社の歴史を感じたり、おしゃれな庭フェスに訪れるなど、さまざまな見方・感じ方ができる神社だなぁと思いました。
次はぜひ活気ある庭フェスで訪れたい♪♪
長崎縣護国神社へのアクセス
公共交通機関の場合
- 路面電車「大橋」電停より徒歩約8分、「浦上車庫」電停より徒歩約9分
- バス「八幡神社前」より徒歩約3分、「交通公園前」より徒歩約」5分
車の場合
- JR長崎駅より約13分
- 長崎空港より約52分
- 専用駐車場有り
■長崎縣護国神社
長崎県長崎市城栄町41-67
護国神社を検索していてこの記事に出会いました。
1969年12月の中学3年までこの神社の南斜面に暮らしていましたので大変懐かしく拝読させて頂きました。
神社南側にある階段と坂の参道はちょっとした「陽の当たる坂道」と言った感じでした。
当時は庭フェスは開催されておらず、ウグイスか何か同類の小鳥の鳴き声を競う会が定期的に開催されていました。
1963年に立派な社殿が建つ前は小さな木造の祠があるだけで社務所もなく無人でした。今の駐車場の辺りはヘビも出没する草っ原で、敷地の最東端には高さ10mくらいの小さな丘があり、そこからは360度の眺めが望めました。双眼鏡で大橋球場の野球の試合を見物したり、稲佐山に向かうロープウェイの姿や遠く八郎岳の連山を見渡すことも出来ました。浦上天主堂と護国神社を結ぶ東西の一帯で最も景色の良い場所だったと思います。
荒木さま
コメント頂きありがとうございます(*^^*)
そうだったのですか、以前は自然がたくさんある場所だったのですね。
鳥の鳴き声を競う会とは、ぜひ参加して聞いてみたかったです( *´艸`)
ある程度高さもあって、八郎岳の連山など素敵な景色が拝めたのでしょうね~
素敵な情報ありがとうございました。