山口県下関市にご鎮座する「彦島八幡宮」へ参拝してきました⛩
私は山口県の御朱印は郵送でお受けしたことはあるのですが、実際に参拝するのは初めて!
今回は華やかで素敵な御朱印の種類が多い彦島八幡宮で実際にいただいた御朱印や、神社の見どころについてご紹介していきます♪
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山口県下関市にある彦島八幡宮へ
彦島八幡宮へのアクセスですが、バスで行く場合は下関駅から出ているサンデン交通の「竹の子島行き」バスにて約15分「東圧正門前」で下車後すぐに辿り着きます。
ここは彦島という下関市の中でも南端に位置する場所にあり、海があり山がありの自然豊かな町でした。
そうこうしているうちにすぐに一の鳥居へ到着!
丁度この日は夏越祭りで登りもたてられています。
夏の神社参拝はもちろんジリジリ暑いのですが、空が真っ青に澄んでいると気持ち良いんですよね~
神社は緑が多いので、コンクリートで囲まれた街中の神社でも少しばかり涼しい様な気がしますし、なにより植物が活き活きしている感じがすごく好きです。
彦島八幡宮へ参拝
鳥居を潜って真っすぐ進むと開けた場所に出ました。
端には舞台もあり、お祭りなんかがあるとたくさんの人が集まれそうです。何よりすごく綺麗に整備されていて、とても気持ちが良い境内です💨
彦島八幡宮の神橋
楼門前に神橋があるのですが、池には色鮮やかな鯉が泳いでいました🐟
彦島八幡宮はそんな大きな神社ではないのかなぁ~と参拝する前予想していたのですが、実際に来てみると広々としていて、そしてとても綺麗に整えられている!!
神橋周辺の池の周りも草木が整えられ、まるで日本庭園の様な美しさが楽しめます。なんだかとっても癒されますな~💕
彦島八幡宮の花手水舎がキレイすぎた!
こちらは彦島八幡宮の龍の手水舎なのですが、近くに寄って見てみると・・・
ヒマワリの手水舎🌻
か、か、かかかかかわいい~!!と思わず口に出してしまったのですが、色鮮やかなヒマワリに元気を貰えました!それにしても綺麗やなぁ( *´艸`)💛
花手水は季節によって内容が変わる様で、ホームページでも最新情報が更新されています。
最近はよくSNSでも花手水を目にするのですが、やっぱり色鮮やかで綺麗ですよね~。見るだけでテンション上がっちゃいます⤴
狛犬と楼門
こちらは楼門前で構えている狛犬さんで、つるんとした感じでライオン系の狛犬さんです。
そしてすぐその先には彦島八幡宮のシンボルの様な存在でもある「楼門」が待ち構えています。
こちらが彦島八幡宮の楼門。
木々に囲まれた中にズシンと建っていてカッコ良い!絵になります。
節分の時にはこちらに巨大なお多福面が設置されて、お多福さんの口の中を通って参拝できるのだとか。
花手水に合わせて、こちらにもヒマワリの花が飾られていました。
夏の神社参拝は暑くて汗だくになることもあるけど、こんな色鮮やかな草花に出会えるなら悪くない!むしろ楽しい神社参拝になります。
そして八幡宮では「随身門」としてお馴染みのこの楼門には、守護神である大臣神像が楼門の左右に構えてらっしゃいました。
夏越の大祓いで茅の輪くぐり
この日は夏越の大祓ということで、社殿前には「茅の輪」が設置されていました。
茅の輪くぐりとは、新年になって半年となるこの時に茅でできた大きな輪をくぐることで無病息災・家内安全・厄除けなどを祈願する、というものです。
大祓は「夏越大祓」と年末の「年越大祓」の1年に2回となりますので、タイミングが合えばぜひくぐっておきたいものですね✨
茅の輪くぐりの方法
茅の輪くぐりはどうやら地域によってくぐり方が異なる様なのですが、こちら彦島八幡宮ではちゃんと案内版が設置されていました。この通りに進めば安心です!
蘇民将来、蘇民将来…と唱えながら、(一週目)左回り、(二週目)右周り、(三週目)左回りの順で八の字に3回くぐり、心身の罪穢れを祓い清めて参拝します。
彦島八幡宮のご由緒
平治元年(1159年)10月15日、本島開拓の主祖・河野道次自ら祭主となり宇佐神宮より御祭神を勧請する。1名灘八幡と言っただけに宮の沖合いを通過する船は必ず「半帆」の礼をとったと云われる事から造船、漁業関係者の崇敬が厚く、また、安産の神として別名「子安八幡」と崇められて併せて武神、文化神、生産神として御霊験あらたかな神様である。
当宮創祀者である河野通次は保元元年(1156年)保元の乱(後白河天皇と崇徳上皇間の皇位継承問題と、藤原忠通と藤原頼長間の摂関家の内紛によって源氏と平氏を巻き込んだ権力争い)に敗れた後、園田一覚、二見右京、小川甚六、片山藤蔵、柴崎甚平を率いて彦島の地に敗走し、その二十有余年後には、植田治部、岡野将監、百合野民部、和田義信、登根金吾、富田刑部が来島して総勢12名の将を中心に一族郎党が農耕漁釣に精を出し彦島を開拓した。彦島八幡宮公式ページより引用
御祭神
- 仲哀天皇
- 應神天皇
- 神功皇后
- 仁徳天皇
勝負運などの武神、そして子安八幡として子授けや安産の神さまとして崇められている神社です。
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彦島八幡宮の見どころ
彦島八幡宮は広々とした境内があるのですが、実は境内一帯は縄文時代の「宮の原遺跡」であったという古い歴史がある土地でもあります。
社殿のすぐお隣にはこんな斜めに伸びた木が!!絶妙なカーブを描いて社務所にあたらない様に伸びていました~🌲
彦島八幡宮の境内社や、あのペトログラフについてご紹介します↓
境内社の大歳神社
こちらは境内社の「大歳神社」
ちょっとスマートな狛犬さんが迎えてくれるこのお社では、五穀豊穣の神さまとされる大歳神・御年神・若年神さまがおまつりされています。
そしてこちらにももちろん…
鮮やかなヒマワリ🌻💛
見るだけでパッと明るくなる様なヒマワリが出迎えてくれました~🌞
なんだかこちらは優しい空気に包まれている様な大歳神社でした。
彦島八幡宮のペトログラフ
彦島八幡宮には「ペトログラフ」の神石がまつられています。
ペトログラフは?というと、彦島八幡宮のホームページにも説明が書かれていました。
ギリシャ語で、ペテロ:peteroは岩を意味し、グラフ:graphは文様や文字を意味する。古代人が岩石に刻んだ文字や文様の事で、「原初文字」と言われるものである。
ペトログラフの研究は、今世界的に広がっていて、日本でもたくさん発見され、6,500年前には、文字を使う人々がこの列島にいた事が事実として受け入れられている。彦島八幡宮HPより引用
ペトログラフは北海道や岐阜県、山口県や宮崎県など日本各地で見つかっているとの事ですが、古代の文字とはロマンがありますよね~☄
そんな貴重なペトログラフがここ彦島八幡宮に安置されています。
そのまま肉眼で見ると、
ん?どの辺りが文字なんだ…???
と、ド素人感満載で正直なっちゃったのですが、文字を解読すると古代彦島の王について書かれているということです。
こちらのペトログラフは元々この場所にあったのではなく、違う場所で見つかったのですが、昭和57年にここ彦島八幡宮へ安置されたとのことでした。
古代にどんな人がどういう理由でこの文字を残したのか、どんな意味があって、普段はどんな生活をしていたのか、、うーん、ロマンがありますね( *´艸`)✨
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彦島八幡宮の御朱印
彦島八幡宮の御朱印をいただきました✨
ここ彦島八幡宮は御朱印の種類が多く、通常御朱印に加えて季節限定の色鮮やかな御朱印も配布されています。私は花手水舎御朱印の令和4年版もいただきました🌸(貼り付け用のみ)
華やかで可愛いです~🌼
七里七浦恵比寿 彦島神社巡り御朱印
ここ彦島では「七里七浦恵比寿 彦島神社巡り」として合計7つのお宮(計11社)を参拝する神社巡りがあり、ここ彦島八幡宮にてそれぞれの御朱印をいただくことができます。
①彦島八幡宮 彦島八幡宮ペトログラフ ②貴布祢神社 貴布祢稲荷神社 ③恵比寿神社 ④竹の子金刀比羅宮 竹の子天満宮 ⑧福浦金刀比羅宮 福浦稲荷神社 ⑥塩釜神社 ⑦田の首八幡宮
お時間がある際は七社巡りをするのもいかがでしょうか(*^^*)
彦島八幡宮の御朱印帳
彦島八幡宮では2色のオリジナル御朱印帳も販売されています📖
楼門の御朱印帳かっこ良いですよね~✨
彦島八幡宮へのアクセス
公共交通機関の場合
- (バス)サンデン交通で下関駅より約15分「東圧正門前」より徒歩すぐ
車の場合
- JR下関駅より約8分
- 新下関駅より約19分
- 山口宇部空港より約1時間
■彦島八幡宮
山口県下関市彦島迫町5-12-9