兵庫県姫路市にある「十二所神社・お菊神社」へ参拝してきました!
JR姫路駅から歩いて行けるアクセスしやすい場所にあり、姫路と言えば!と言うと、すぐに思い浮かべる人も多い、めちゃくちゃ有名な国宝・姫路城にも縁のある神社となっております。
十二所神社・お菊神社の御朱印や見どころ、アクセス情報などについてご紹介していきます♬
【スポンサーリンク】
兵庫県姫路市にある十二所神社・お菊神社へ
十二所神社・お菊神社の2社は、同じ場所にある神社さまです。今回はJR姫路駅より徒歩で向かうことにしました。
今回初めて姫路に来たのですが、駅周辺はめっちゃ都会ですね~✨
色んなお店が多くて人も多いし、姫路駅前の道は広いし、そしてそして姫路駅から正面真っ直ぐ1本道の先には小さく見える姫路城!!
遠目でも存在感あるお城。遠くても姫路城が見れただけで、思わずテンション爆上げでしたよ~⤴︎︎⤴︎︎
姫路駅から十二所神社・お菊神社へのアクセスはこんな感じ↓↓↓
Googleマップの経路通りで約6分、私は大通りを直進して向かいましたが、それでも10分弱歩けばたどり着きました。
大通りからは少しズレていますが、曲がる角さえ間違えなければ、あまり時間もかからず参拝に向かうことができます。
角を曲がって少し細い道を進むと、道沿いに鳥居が見えてきます。
こちらが「十二所神社」の入口で、住宅街の中に大きな石の鳥居が構えていました。神社の境内には木々の緑が広がっているので、それを目印に進んで来ると間違いなさそうです。
この道とは違う大通り方面から行くと「お菊神社」側の鳥居から境内へ入ることもできます。
どちらの神社も境内は中で繋がっているので、どっちからでも参拝は可能です。
こちらは「お菊」という人の名前が神社名になっているのですが、「お菊さん」にまつわる物語については、後ほど詳しくご紹介いたします。
十二所神社の手水社
こちらは十二所神社側から入った所にある手水舎。残念ながら水が流れていなかったので、エアー手水でお清め。
コロナで水が止めてある神社が増えましたが、マスク無しが解禁されたら徐々に昔のような水が当たり前にある神社に戻っていくのかなぁ~??
この流行病の約3年間は色々と考えさせられました。急に当たり前が当たり前じゃなくなることって、ほんとにあるのですよね。
「有り難い=有るのが難しい=有ることが貴重なこと」この言葉の意味を忘れないように、日々感謝の気持ちを忘れてはいけないなぁ~と感じます。
お菊神社の狛犬
こちらはちょっとスリムで細マッチョで、お顔がキリッとしたイケメンの雰囲気漂うお菊神社の狛犬さん。
なんか、、、カッコ良いな…🤤🤤
帆立の松
境内には「帆立の松」と書かれた大きくて立派な松の木がありました。
この松の木の裏が社務所となっています。
十二所神社のご由緒
一千余年の昔、附近に疫病が流行し、里人等はたいへん苦しんでいた。ある時、一夜のうちに12本のよもぎが生えた。里人等は不思議がっていると、少彦名大神が現れ、このよもぎを煎じて飲めば、病はたちどころに治ると教えられた。里人等が教えのとおりにすると、世に流行している病はたちまちに癒えた。里人は少彦名大神の御神恩に感謝し、少彦名大神を御祭神として神社を創建した。
12本のよもぎが生えたことから、神社の名称を十二所神社とし、御神紋をよもぎの葉とした。以後、十二所神社は、病気平癒、健康増進、家内安全の神様として、広く崇拝されるようになった。
御祭神
- 少彦名大神
少彦名大神といえば医薬の神様として有名な神様で、ここ十二所神社でも健康・病気平癒の神様として親しまれています。
【スポンサーリンク】
ちょっと怖い?!お菊神社の「播洲皿屋敷お菊物語」とは?
十二所神社の境内に祀られているのが「お菊神社」⛩
姫路城に縁のある「播州皿屋敷 お菊物語」に登場するお菊さん由縁の神社です。
📖播州皿屋敷 お菊物語とは
姫路城第9代城主小寺則職の代、青山鉄山という者が乗っ取りを企てていましたが、これを衣笠元信という忠臣が察知し、自分の妾だったお菊という女性を鉄山の家の女中に忍ばせ、計略を探らせました。
元信は青山が毒殺しようとしていることを突き止め、その席に切り込み、則職を救出して再起を図ります。乗っ取りに失敗した鉄山は家中に密告者がいたとにらんで、家来の町坪弾四郎が捜査し、密告者がお菊であったことを突き止めました。
以前からお菊に惚れていた弾四郎はこれを好機としてお菊を脅し、妾になれと言い寄りますが、お菊に拒まれてしまいます。
その態度に逆恨みした弾四郎は、お菊が管理を任されていた、10枚揃えないと意味のない家宝の皿のうちの一枚をわざと隠し、そして皿を紛失した責任をお菊に押し付け、ついには責め殺して井戸に死体を捨ててしまいます。
以来その井戸からは夜な夜な「お皿がいちまーい、にまーい、、」と皿を数える声が聞こえたといいます。。
その後姫路城は則職の元へ戻り、お菊の話を聞いた則職は哀れんで、十二所神社内に「お菊大明神」を祀ったとされ、現在のお菊神社となっています。
皿屋敷の怪談伝説は、昔から歌舞伎や浄瑠璃などの演目として市民に親しまれていたそう。井戸の中から声が聞こえるって、実際に聞いたら腰ぬかしちゃいそうだわ、、‼
↑国宝・姫路城🏯
別名「白鷺城」とも呼ばれ、こんなにも白くて美しい見た目の姫路城ですが、お城の麓には今でもお菊が投げ入れられたとされる「お菊井戸」があり、現在は観光スポットになっています。
お菊井戸の柵から少し中を覗いてみると、、、
ふっ深い!!🫣🫣
ふぅ~、、私は怪談話やホラー系がとっても苦手なのでちょっと怖かったのですが、機会がある方はお菊井戸・お菊神社両方訪れてみてはいかがでしょうか。
【スポンサーリンク】
十二所神社・お菊神社の御朱印
松の木の後ろにある社務所にて、十二所神社・お菊神社の2社の御朱印をいただきました✨
社務所はピンポンを押して、書いている間中で待たせて頂いたのですが、田舎のおばあちゃん家に行ったみたいな佇まいで、なんだかホッコリしました。
十二所神社・お菊神社はそこまで大きくない神社でしたが、姫路駅から歩いて行けるアクセスの良さもあるので、姫路御朱印巡りにはオススメの神社さまでしたよ~✨
十二所神社・お菊神社へのアクセス
公共交通機関の場合
- 山陽姫路駅から徒歩約4分
- JR姫路駅より徒歩約6分
車の場合
- 姫路駅より約4分
- 神戸空港より約1時間
- 専用駐車場無し
■十二所神社・お菊神社
兵庫県姫路市忍町120