大坂の人気観光スポットの一つといえば、言わずと知れた「大阪城」をあげる方も多いかと思います。
大阪城公園内には、その大阪城を築いた豊臣秀吉をまつる豊國神社(ほうこくじんじゃ)がご鎮座されており、出世運・金運・開運のパワースポットとも呼ばれているのだとか!!
豊國神社の御朱印や見どころ、歴史についてご紹介していきます♪
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豊國神社は大阪城のおひざ元!出世・開運のパワースポット
モノクロっぽい写真で取ると、やたらカッコ良い大阪城✨
豊國神社は大阪城を挟んで極楽橋の反対側に位置しており、最寄り駅は「大阪城公園」よりも「森ノ宮」の方が近いです。
広いお堀の周りをぐるっと歩き、正面鳥居へと到着しました~!
夕暮れになっていたので少し薄暗くなっていますが、こちらの鳥居をくぐると豊國神社の境内です。
2020年1月の大坂城はとにかく外国人観光客が多くて、ここは日本…???という感じでしたが、それに比べると豊国神社は日本人が多くて安心感があります(*´`*)
そして都会の中にありながら、広々とした境内を有する豊國神社は、豊臣秀吉の力や偉大さが流石といった感じですね✨
豊國神社の手水舎は柄杓ではなく押すタイプで、歴史深いというよりは近代的な神社という雰囲気です。
豊國神社の狛犬
あれ?狛犬ってこんなに眉毛太かったっけ?と感じるくらい凛々しい眉毛をお持ちの狛犬さん♪
目鼻立ちがはっきりしていて、どことなく欧米系のお顔立ちをしている印象です。
なんだか漫画に出てきそうなキラキラしたイケメン風(^◇^)✨
豊國神社のご由緒
明治元年、明治天皇が大阪へ行幸された際、国家のために多大なる功労を残した豊臣秀吉公を大阪の清らかな地に奉祀するよう仰せになったことから、明治六年に京都の阿弥院峯墓前を本社として社殿を造営、大阪には明治十三年に別格官幣社豊國神社の別社として中之島字山崎の鼻(現在の中央公会堂の地点)に創立されました。
大正元年に府立図書館の西方の公園内に移転。昭和二十年より宗教法人として神社本庁所属の神社となり、その後、大阪市の発展に伴う市庁舎増築にあたって、昭和三十六年一月に現在の地へ奉遷しました。
ここ大阪城跡は、かの有名な石山合戦にて石山本願寺の宗徒が十一年にも渡り、織田信長の猛攻に対抗し続けた場所です。
さすがの信長も攻略をあきらめ、和睦を結ぶに至ったほど要害堅固な土地であったことから、秀吉公は天下を平定し居城を築くにあたってこの地を選んだという、御祭神に最も縁が深く奉祀するのに最適な神域とされています。
公式ページより引用
御祭神
- 豊臣秀吉公
- 豊臣秀頼公
- 豊臣秀長卿
豊國神社は豊臣秀吉・秀頼・秀長を祀る神社です。
豊臣秀吉といえば、農民の生まれながら関白・太政大臣まで昇進し、天下統一を成し遂げた功績から「日本史上最も出世した人物」とも言われる人物。
その秀吉を祀ることから出世運・開運・金運・商売繁盛のご利益のあるパワースポットとして、広く知られています。
大坂と京都【豊国神社】読み方の違い
豊國神社はここ大阪だけでなく、京都や他の県にもご鎮座されています。
しかし、同じ神社名でも大坂城公園内にある豊國神社は「ほうこくじんじゃ」と読むのですが、京都にある豊国神社は「とよくにじんじゃ」と読むんです。
なぜ同じ御祭神・神社名で違いがあるのか?と言うと、創建の歴史に理由がありました。
- 豊臣秀吉が「豊臣大明神」の称号を得たことから、1599年京都東山阿弥陀ヶ峰山に祀られるが、大坂夏の陣で豊臣家が滅んだ際に、徳川家康によって豊国神社が破壊される。
- 明治に入り、明治天皇によって豊臣秀吉の名誉回復が宣言されたことを受けて、豊国神社が復活
- 元々京都に祀られていたことから、本社を京都・別社を大坂に創建し、大正10年に京都本社から独立したことによって、豊國神社(ほうこくじんじゃ)となる。
このように、大坂の豊國神社は元々別社という立ち位置でしたが、独立したことを受けて違う呼び名になったというわけです。
どちらにせよ秀吉公の足跡巡りや、歴史散策としても楽しめるかと思います♪
鉄壁のコンクリート!な大阪豊國神社
豊國神社は鳥居や社殿に使われる素材がとにかく「コンクリート」な印象!!
ちょっと無機質な感じにも見えますが、鉄壁というか、ガッチリと守りを固めているようにも見えます。
こちらは見るからに「鉄壁」っぽい社殿前の鳥居⛩
創建が割と新しいこともあり造りが新しく、どっしりとした印象の神社で、「守りは大事」といった感じにも見えますね。
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豊國神社の境内社と出世祈願絵馬
豊國神社がある現在地は、地主神である生國魂神社など、元々さまざまな神社がご鎮座されてきており、きっと何らかのパワーが宿る場所とも言われているのだとか✨
大出世の豊臣秀吉を祀る神社として、境内には秀吉公に縁のある人物を祀る境内社や、出世・開運を願う絵馬がたくさん奉納されていました。
順不同にてご紹介します♪
商売繁盛の白玉神社
こちらはなんだか美味しそうなお名前をした「白玉神社」♪
実はこの白玉神社は関西最大のビジネス街・中之島や、卸問屋街で有名な大坂・船場などの場所を転々としてきた神さまなんです✨
昔からお仕事にまつわる場所にご鎮座されてきたとあって、商売繁盛などのご神徳が高そうなお社です。
金運アップの若永神社
白玉神社のお隣に並ぶのは「若永神社」♪
稲荷社でおなじみの宇迦御魂神が祀られており、元々は豊臣秀吉の御用商人だった豪商の屋敷内に、火除けの守護神として祀られていたお社。
豪商のお家にあったとはこれまたお金・金運アップのご神徳の高そうな神さまですね~✨
出世・開運祈願絵馬
境内には「出世・開運」を祈願する絵馬がたくさん奉納されていました。
このご時世お金は大事ですし、やはり何をするにしても運は大大大事ですよ!!笑
ぜひ秀吉公の運気にあやかりたいところです♪
大坂豊国神社の御朱印
社務所にて豊國神社の御朱印をいただきました✨
大阪城のすぐ目の前にあることから、「大阪城」の文字も入った素敵な御朱印です♪
豊國神社の御朱印帳
豊國神社のオリジナル御朱印帳は2種類用意されています。
ここ豊国神社は、春になると桜の名所とも呼ばれているのだとか!次は桜の時期にも訪れてみたいです♪
《御朱印帳》
- 黒:1500円(御朱印込み1800円)
- ピンク:1000円(御朱印込み1300円)
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おまけ*大阪城はやはりかっこいい!
豊國神社の目と鼻の先には立派な大阪城が建っており、やはり美しくてかっこいい!!
実は私これまで大坂には何度か訪れているのですが、大阪城に来るのは初めて。
実際に目の当たりにすると迫力もあって、お城巡りをする方の気持ちが少しだけわかるような気がします。それにしてもかっこいいわ~✨
豊国神社へのアクセス
公共交通機関の場合
- JR環状線「森ノ宮」より徒歩約5分
- 地下鉄「天満橋」「谷町4丁目」「森ノ宮」各駅より徒歩約10分
- 市バス「大手町」「馬場町」
車の場合
- 大坂駅より約10分
- 伊丹空港より約16分
■豊国神社
大阪府大阪市中央区大阪城2-1