兵庫県姫路市にある「千姫天満宮・男山八幡宮・水尾神社」の3社へ参拝してきました!
なぜ一気に3社ご紹介するのかというと、姫路市にある「男山」という小高い山の麓のすぐ近くに、こちらの3社が寄り添ってご鎮座されているからです。
国宝・姫路城から歩いていけるこの場所は、かの有名な「千姫さま」に縁のある神社。
この記事では千姫天満宮・男山八幡宮・水尾神社の御朱印や見どころ、アクセス情報などについてご紹介してまいります♪
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兵庫県姫路市にある千姫天満宮・男山八幡宮・水尾神社へ
千姫天満宮・男山八幡宮・水尾神社へのアクセスは、JR姫路駅から徒歩だと30分、車だと12分ほどの場所となり、主要駅から少し離れてはいますが、公共交通機関などでもアクセスしやすい場所となります。
そして姫路城から歩いて行ける距離なので、お城巡りと共に訪れたい神社さま🏯✨
姫路城から男山八幡宮へのアクセス
私は今回「姫路護国神社」→「姫路城」→「姫路神社」と順番に訪れ、その後にこちらの男山まで姫路城を反時計回りにグルっと歩いてきました。
姫路城からだと、お堀沿いに時計回り・反時計回りどちらかに回って行かなければならず、ぐるっと周ると少し遠回りな感じもしますが、ゆっくり歩けば無理せず歩ける距離です。
日頃運動不足なので、たまには運動兼ねて歩くぞーー!!
姫路最古の本宮である水尾神社へ参拝
境内へ入ると、まず正面に「水尾神社」があります。こちらのまん丸な鉢の手水舎で清めましたがフォルムが可愛いですね☺
残りの千姫天満宮・男山八幡宮は階段を登った上にあり、3社共通の社務所は水尾神社のすぐお隣にあります。
こちらが水尾神社さま✨
社殿の前には大きな御神木がそびえ立っており、木に守られているようなお社です。
何でもこの御神木は「むすびの木」という楠で、幹のくぼみに別の植物が根付いて共生していることから、夫婦和合の信仰があるのだとか!
また、根が円形に繋がっていることから縁結びや繁栄、商売繁盛などの信仰があるそうです。もろもろご利益のありそうな楠ですね~👏
水尾神社のご由緒
記憶によれば元々は伊和大神を祀っていたが、29代欽明天皇即位26年この神を水尾山に祀り、その後坂上田村麻呂が別の場所に遷座した。(現在の播磨国総社)
後の1619年姫路城が築城された際、神守岡より岡大歳社を遷座して社殿が造営されます。(この神さまは姫山の四方を守る守護神の1社)明治の神仏分離によって大年社歳徳大明神を水尾神社と改めて現在に至る。
御祭神
- 大己貴尊
大己貴尊は別名「大国主命」で、国譲りや因幡の白兎などのお話でも有名ですね。
商売繁盛・縁結び・夫婦和合・交通安全・医療神・安産・子授けなどのご神徳があります。
男山八幡宮の境内社
こちらはむすびの木のお隣にある境内社で、右から「市杵島社」「荒神社」「大将軍社」「武大神社」の4社が祀られています。
不苦労(296)の階段で厄除け祈願
ではでは、男山を登って千姫天満宮・男山八幡宮への参拝へ向かいます!
2社へ参拝するには、社務所横にある「不苦労の階段」と呼ばれる階段を登っていきます。何でも登りが148段で往復148×2=296段となり、語呂合わせで〘 296=不苦労 〙となるのだとか。
誰しも、できれば苦労はしたくないものですよね~😅
ですので、お名前の通り苦労なくスムーズに人生を進める様、厄除けを願いながら登っていきます。
せっせと階段を登ると、途中にある階段の踊り場に千姫天満宮の鳥居が見えてきました。
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千姫さま縁の千姫天満宮は学問の神様
不苦労の階段を登る途中にご鎮座されているのが「千姫天満宮」🌸
千姫さまと言えば姫路城にとっても縁があり、祖父が徳川家康、前夫は豊臣秀頼・後夫は本多忠刻という誰もが認めるお姫様。
姫路城に住んでいた頃にはたくさんの女中がお世話をされ、政略結婚など歴史に翻弄されながらも、一時は幸せな時を過ごされた様です。
社殿の前には天神社でお馴染みの「撫で牛」がありました。知恵が付いて賢くなりますように~~と念を込めながらさすりさすり。
皆さんに撫でられて、背中は羨ましいくらい艶っ艶のツルッツル。私もこんな艶肌になりたいわ(切実)
千姫天満宮のご由緒
本多忠刻とご結婚された千姫が、本多家の繁栄を願って建立。また、本多忠刻との間に生まれた嫡男がわずか3歳で亡くなり、これが亡き夫豊臣秀頼の祟りと噂され、それが鎮まってくれますようにとの願いも込めて天満宮が建立されました。
天満宮は姫路城西の丸からも見える様に東向きに社殿が建てられ、千姫は城内から朝夕に遥拝されていたそうです。
御祭神
- 菅原道真
御祭神は学問の神様で有名な菅原道真公です。千姫さまは元々天神様を信仰されていたようですね。
厄除けの男山八幡宮へ
千姫天満宮からさらに階段を登って行くと、いよいよ3社目となる男山八幡宮です!
148段もある登り階段ですが、途中で参拝を挟むと足の疲れが幾分楽になるわぁ💨
なんだかんだ朝から歩きっぱなしですが、疲れを感じるよりも、初めて来る場所はやっぱりウキウキするので「楽しい」気持ちの方が勝っちゃうんですよね~♪
階段上の男山八幡宮。見晴らしの良い高台にある厄除けの神様です✨
お社前の狛犬さんは新しめな感じ。
男山八幡宮のご由緒
貞和元年(1345)、赤松貞範が姫路城を築くときに男山の山頂に創祀し、城の鎮守社としたと言われています。延宝7年(1679)には松平直矩が、正徳6年(1716)には榊原政邦がそれぞれ社殿を改修したという記録が残っており、歴代の姫路城主が信仰したと言われています。公式ページより引用
御祭神
- 応神天皇
- 息長帯姫尊
- 比売大神
八幡神とされる応神天皇をはじめとする3柱の神様がお祀りされています。武運や勝負運、厄除け、安産のご神徳がある神様です。
拝殿上には立派な木彫りの絵が奉納されていました。
水尾神社から姫路城を眺める
歴代の姫路城主に信仰されていただけあって、男山八幡宮の境内からは姫路城が見えました!
お城がちゃんと見える様に、生えている木が短くカットされていて、参拝者への配慮が感じられますね。
いや~、遠くから見てもかっこ良いお城だ。私、以前はそんなにお城好きなわけでは無かったんですけど、いつの間にかお城にはまっちゃったなぁ(笑)
男山八幡宮は階段の上にあるだけあって見晴らしが良いのですが、この「不苦労の階段」も趣あって素敵です。木々の緑と脇にある灯篭の雰囲気が最高ですね~✨
階段を上り下りするだけで清められて厄除けになり、おまけに景色も最高なんて良すぎでしたよ♪
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千姫天満宮.男山八幡宮.水尾神社の御朱印
水尾神社横の社務所にて水尾神社・千姫天満宮・男山八幡宮の3社の御朱印をいただきました✨
千姫天満宮の御朱印は女子感満載のピンク色の和紙で可愛い♥
書置きの御朱印で拝受させていただきました。もし社務所が不在の時は、社務所前にある用紙に記入すると後日郵送で対応していただける様です。
姫路城から歩いて行ける距離にあるので、お城と共に訪れていただきたい素敵な3社さまでした~✨
千姫天満宮.男山八幡宮.水尾神社へのアクセス
交通機関の場合
- 姫路駅から神姫バスで「市之橋・文学館前」下車後徒歩5分
- JR姫路駅から徒歩約30分
車の場合
- JR姫路駅から約12分
- 神戸空港から約1時間15分
- 専用駐車場有り
■千姫天満宮.男山八幡宮.水尾神社
兵庫県姫路市山野井町1-3