福岡市で厄払いで有名な「若八幡宮(わかはちまんぐう)」へと行って来ました💨
博多駅から地下鉄で1駅の祇園町が最寄り駅ですが、博多駅からでも十分歩いて行ける距離にご鎮座する神社です。
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厄除けで有名な若八幡宮
細い道を道なりに進むと、住宅街の中に若八幡宮が見えてきました。
「年越厄除大祭」と看板に書かれている通り、福岡市で厄除けといえばこの若八幡宮!!というほど、厄除けで有名な神社です。
そんなに大きな神社ではなく、住宅街の中に佇むこじんまりとした神社ですが、お正月の厄払いの時にはここにものすごい大行列ができるほど、多くの人が参拝する神社です。
歴史ある鳥居をくぐって境内へ
早速鳥居をくぐって境内の中へと進みます。
私は以前福岡市内に6年間住んでいたのですが、この若八幡宮は初めて参拝させていただくので、なんだかドキドキワクワクです~✨
神門
鳥居をくぐるとすぐに神門を通ります。
周囲は住宅に囲まれているので少し圧迫感がありますが、厄除けの神社という事でなんだか空気が気持ち良いです。
手水舎
こちらは若八幡宮の手水舎と、その奥には小さな池があり、色鮮やかな鯉達が楽しそうに泳いでいました。
梅の色と朱色の鯉の色合いにすごく癒されます💕
奉納された神馬像
境内には奉納された馬の像がありました。
躍動感があってスタイルが良い馬ですね!
若八幡宮の狛犬
こちらは拝殿の前にある狛犬さんです。あばら骨ですかね?シュッとしたムキムキの狛犬さんで、毛並みの彫りがとても繊細ですね~!
この日は拝殿で厄払いのお祓いが行われており、厳格で清々しい空気が周囲を包んでいました。
若八幡宮のご由緒
若八幡宮の創建は不明ですが、「筑前國続風土記拾遺」にはこう記されています。
鎮座の始詳ならす。箱崎の摂社なりしといふ。むかしは藪八幡と称せし
毎年十一月初夘日櫛田宮の巫女御倘を供へ奉る。いつの比よりか御社を東向に造建せるならん。
古い時代より「厄八幡(やくはちまん)」と呼ばれて信仰を集める神社です。
新暦・旧暦の大晦日には毎年深夜まで厄除けと厄払いの祈願が行われ、たくさんの人で賑わいます。前厄・本厄・後厄の3年続けて参拝すると、その次の年には厄落としになる、と伝えられています。
御祭神
大鷦鷯命(おおさぎのみこと):仁徳天皇
大乙貴命(おおなむちのみこと)
少彦名命(すくなひこなのみこと)
おまつりされている仁徳天皇は、八幡神である応神天皇の御子神で、大阪にある巨大な「仁徳天皇陵古墳」でも有名な天皇です。
つい最近には仁徳天皇陵を含む「百舌鳥・古市古墳群」が令和初の世界遺産に登録される事が決定し、大きなニュースにもなりました✨
「八幡様」といえばやはり厄除けや勝負の神様ですが、ここ若八幡宮では厄除け開運、商売繁盛、家庭円満、事業繁栄などのご神徳があります。
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若八幡宮の御朱印
若八幡宮の社務所にて書置きのご朱印を頂きました。社務所では厄除けはもちろん、各種お守りも取り揃えられています。
そして若八幡宮の御朱印は、私にとっては「平成最後」の御朱印となりました✨✨
2015年の伊勢神宮参拝を期にご朱印巡りを始めましたが、これほどまで神社仏閣巡り・御朱印巡りにハマるとは自分でも思ってもみなかった!!
書置きの御朱印を包んである白紙には、若八幡宮の御朱印に押印されちる朱印の説明が書いてありました。
右下にある印は「糸印」といい、生糸を明より輸入した際の受領印として使用していた、との説がある印で、別名で「博多印」とも呼ばれています。
まだまだ参拝したい神社や、行った事がない神社が日本各地にたくさんあるので、令和の時代も御朱印巡りを楽しみたいと思います😊
博多千年門
若八幡宮のすぐ近くには平成26年3月に完成した「博多千年門」という門があります。
この門は博多を訪れた観光客を、多くの歴史文化財が残っている寺社町エリアへ歓迎するウェルカムゲートとして作られました。
ライトアップイベントが行われたり、細部までこだわって作られた門を近くで見る事ができ、博多駅から気軽に行ける距離にあるので観光におすすめですよ✨
■若八幡宮
福岡県福岡市博多区博多駅前1丁目29‐47
■アクセス
・福岡市営地下鉄「祇園町」4番出口より徒歩約7分
・JR博多駅より徒歩約12分