山口県下関市にある「亀山八幡宮」へ参拝してきました⛩
今回初めて訪れることになったのですが、実は以前郵送で亀山八幡宮の御朱印をいただいたことがあって、前々から参拝したいと思っていたんですよね!ようやく念願叶って実際に参拝することができました~✨
亀山八幡宮を実際に参拝して発見した見どころや、御朱印情報についてご紹介していきます。
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山口県下関市にある亀山八幡宮へ
亀山八幡宮へのアクセスは、下関駅からバスで約10分ちょっと、新鮮なお魚がたくさん食べられることで有名な唐戸市場の目の前の場所となります。
壇ノ浦の海のすぐ傍にある亀山八幡宮は、大きな鳥居と真っすぐな階段が目を引く神社です。
例年ライトアップが行われる期間中は階段や社殿、この辺り一帯がキラキラとした明かりに包まれる様ですよ♡
野球の必勝祈願パワースポット⁉な鳥居
鳥居は御影石で作られており、御影石製の鳥居では日本一の大きさを誇るのだとか!
そして【関の氏神】とも呼ばれる亀山八幡宮の鳥居に付いている「亀山宮」と書かれた神額をよくよく見てみると、、、
アップなので画質が悪くなっちゃったのですが、お分かりになりますかね?
【山】の字の中に野球ボールが挟まっていることを!!⚾
なぜ野球ボールが挟まっているかと言うと、近くの人が野球をしていたら不意に挟まってしまったそう。そのままにしているところが、地元に愛されるおおらかな感じがしますね🤣
亀山八幡宮夏の花手水
亀山八幡宮はお名前に縁のある「亀」の手水舎があるのですが、季節によっては花手水で彩られている様です。
私が参拝した時は7月の夏真っ盛りということで、パッと気持ちが明るくなるような「ヒマワリの花手水」!
見ているだけで元気が貰える様な花手水に癒されました~🌻
亀山八幡宮のご由緒
「関の氏神さま」「亀山さま」と親しまれている亀山八幡宮がある地は、古くは島でありました。
平安時代・貞観元年(859)に、京の都の守護のため宇佐神宮(大分県)から石清水八幡宮(京都府)に勧請される途中、この島の麓に停泊されました。その夜、「此の山清浄なり、我もっとも愛す。暫らく祭祀し奉り路を進むべし」とのご神託があり、供の勅使は国主に命じ仮殿を造営させてお祀りし、再び京に向かわれたと伝えられています。(享保年間「防長社寺由来」記載)
公式ページより引用
今はここ亀山八幡宮がある一体は観光施設なども立ち並ぶエリアとなっているのですが、元々は島だけだった様で、戦国時代は朝鮮とも交易していたという歴史がある神社です。
御祭神
- 応神天皇
- 神功皇后
- 仲哀天皇
- 仁徳天皇
亀山八幡宮におまつりされているのは八幡大神こと応神天皇で、日本に漢字や船加治工などを移入されたお方です。八幡宮といえば勝負運・出世祈願などのご神徳があるとされています。
亀山八幡宮の境内社
ここからは亀山八幡宮の境内社をご紹介します♪
お亀明神
なかなか歴史ある鳥居が立っている「お亀明神」🐢
こちらは少し悲しい由来があって、亀山八幡宮がまだ海にぽつんと佇む小島だった頃、陸続きにするための埋め立て工事を行っていたのですが、この辺りは元々急流でなかなか上手くいかなかったそうです。
そんな時、遊郭で働く「お亀」という遊女が、埋め立ての為の人柱募集を見て「わが身を滅して功があるなら」と人柱になることを決め、海に身を投じて人柱となったのだとか。
なんだか今では信じられない様なことですが、今陸続きで難なく通る事ができるこの道も、誰かの犠牲に成り立っているのですね。
お亀明神の門番をされているのはこちらの狛犬さん。
おや?ちょっと猿っぽい?様な可愛い雰囲気の狛犬さんでした~🐒
お亀明神の境内には池があり、ここに数匹の亀さんがいましたよ~🐢
この日はちょうどお祭りがあったので、お祭り関係の方が亀に餌をあげていました。
宮地嶽神社・熊鷹稲荷神社
こちらお隣同士で並んで建っているのは、左側が「宮地嶽神社」、右側が「熊鷹稲荷神社」⛩
宮地嶽神社は福岡県宗像市の大しめ縄で有名な宮地嶽神社から勧請され、熊鷹稲荷神社は「人助け稲荷」とも呼ばれているそうです。
人助けをしてくれる神様とは、なんともお優しいですよね~✨
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亀山八幡宮の見どころ
ここからは亀山八幡宮の境内の見どころをご紹介します♪
ふくの像
まるまるとしたこちらのお魚は「日本一大きなふく(ふぐ)」の像🐡
下関の名産といえば、やっぱりフグ!
ここ下関ではフグのことを福として縁を担ぐとして「ふく」と呼んでいるそうです。なんだか縁起が良いことばですよね。
扇塚・針塚
亀山八幡宮の境内には扇塚がありました。こちらは日本舞踊の扇を供養する為に建てられたそうで、境内には針を供養する為の針塚もありましたよ。
扇や針に普段お世話になっている方は、普段の感謝を述べてみるとよいかもしれませんね。
金子みすゞ縁の神社
ここ亀山八幡宮は詩人の金子みすゞに縁のある神社です。
生前残した詩には亀山八幡宮に関するものも多く、亡くなる前日にはこの近くにある写真館で写真を撮ったのだとか。
床屋発症の碑と「床屋」の由来
亀山八幡宮の入り口のすぐお隣には「床屋発祥の地」の石碑が建っていました。なんでも鎌倉時代、亀山天皇に仕えていた藤原基晴という方が、日本初の髪結い所を作って生計を立てた場所なのだそう。
そして髪結い所の奥に立派な「床の間」があったことから「床の間がある店」と呼ばれる様になり、時を経て「床屋」と呼ばれるようになったそうです。
名前の由来を知ると面白いですよね~✨
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亀山八幡宮の御朱印
社務所にて亀山八幡宮の御朱印をいただきました✨
今回は書置きで亀山八幡宮・お亀明神の見開き御朱印です。壇ノ浦の海と、高台にそびえる社殿が描かれた美しい御朱印です。
ブラックライト御朱印!カラフルな限定御朱印が目白押しの亀山八幡宮
なんとブラックライトで光るというこちらの御朱印も拝受しました!
ブラックライト御朱印は初!!でもそのままでも色鮮やかなお花が可愛くて、お気に入りの御朱印です~🌼✨
亀山八幡宮では通常御朱印の他、毎月29日にだけ拝受できる「ふく御朱印」や、季節に合わせた御朱印、切り絵の御朱印などなど、様々な御朱印があり、御朱印好きにはたまらないラインナップとなっていました♡
亀山八幡宮は御朱印の郵送受付も可能!
亀山八幡宮では郵送御朱印も受付けています。私も以前郵送にて御朱印をいただき、さらにご縁あって実際に参拝させていただくことができました!
遠方で実際に訪れることが難しい方は、郵送でお受けすることもできますので、詳しい情報は亀山八幡宮ホームページにてご確認ください。※郵送対応可否が変更になる場合もあります
亀山八幡宮の御朱印帳
亀山八幡宮ではオリジナルの御朱印帳も販売されていました。濃紺に社殿が刺繍された素敵な御朱印帳です。(初穂料2000円)
この他にも、やはり下関!といったフグを象った絵馬や素敵なお守りなどもありました。ぜひ下関に来た際には、亀山八幡宮でパワーチャージしてみてはいかがでしょうか♪
亀山八幡宮へのアクセス
公共交通機関の場合
- JR下関駅からバスで約10分→「唐戸」停留所より徒歩約3分
車の場合
- 山口宇部空港より約1時間
- JR下関駅より約7分
- 境内駐車場有り(30台)
■亀山八幡宮
山口県下関市中之町1-1