ー長崎市にご鎮座する「若宮稲荷神社」へ参拝してきました。
長崎市中心部から割と近い場所にあるのですが、小高い山の上という事もあり、参拝しよう参拝しよう~と思いながらも、なかなか訪れる事のできなかった神社へ念願のお参り!
若宮稲荷神社の歴史や御朱印、アクセス情報などについてレポートします✨
【スポンサーリンク】
坂本龍馬に縁の深い!長崎市の若宮稲荷神社へ
若宮稲荷神社といえば、地元民からすると「坂本龍馬&竹ン芸」が真っ先に思いつく神社。
神社のすぐ近くには亀山社中跡があり、この若宮稲荷神社に近いことから、きっと龍馬も参拝していただろう~♫ということで、坂本龍馬縁の神社として知られています。
龍馬ファンにとっては聖地の様な感じかもしれませんね。
若宮稲荷神社へのアクセスは3種類
龍馬通りのミニな龍馬像
若宮稲荷神社は、路面電車では「新大工町電停」が最寄り駅となります。
しかしご鎮座されている場所が小高い山の上ですので、電車通りから坂をせっせと登らなければなりません。徒歩で約15分ちょいとなります。
観光客の方は、眼鏡橋→亀山社中→若宮稲荷神社と龍馬満喫コースで巡られる方が多いですが、この場合は寺町通りから階段をせっせと登り、龍馬通りを通って来る事ができます。
どちらも坂&階段がありますので、歩きやすい恰好がおすすめです。
坂&階段はどうしてもしんどいわ…という方は、長崎バスの「風頭公園」バス亭から歩いて向かう事もできます。
バス停から風頭公園内を突っ切って歩くと到着しますので、できるだけ坂&階段にゼェゼェしたくない方にはおすすめ。笑
私は今回風頭公園を突っ切るコースにて、若宮稲荷神社へ向かうことにしました。
風頭公園から若宮稲荷神社へ
風頭権現神社
風頭公園はとても見晴らしの良い公園なのですが、歩いていると園内に神社を発見!
なにやら「風頭大権現」と書かれており、ここに来て存在をはじめて知りました。こんな所に神社があったとは~💡
なんだか鳥居が真新しい鳥居が並ぶ神社で、せっかくなので参拝させていただきました。
こちらの狛犬さんはライオン系ですね!
そして2対の狛犬さんはどちらも口が開いている阿行さんでした。
神社でよく見る狛犬さんは口が開いている・閉じているの2対が多いですが、こちらは珍しい狛犬2対ですね~✨
拝殿前には立派な注連縄が張られていました。
そんなに広くはない境内でしたが、社殿横にはお地蔵さんと立派なご神木も立っています。
残念ながらご由緒などがわからなかったのですが、予期せぬ神社さんに出会うとなんだか嬉しいんですよね。良いご縁ができました~✨
風頭公園の坂本龍馬像
風頭大権現に続き、またまた寄り道して風頭公園内にある坂本龍馬像を見に行くことに。
この日は天気が良かったので散策が気持ちよかったです。自然もいっぱいなので、なにせ空気が気持ち良いー!
ジャーン!こちらが風頭公園で長崎の港を眺める坂本龍馬像。
さすが、着物にブーツ&オールバックのお決まりなセットが決まっている龍馬さんでした。
風頭公園は見晴らしが良く、長崎港や正面には稲佐山などを見渡す事ができます。
以前一度ここに来た事があるのですが、その時は夜景を見に来たので、昼間にここへ来るのは初。
昼も良いですが、夜は夜景もすごく綺麗に見える場所ですので、コロナが落ち着いたらぜひ1000万ドルの夜景を楽しみにおいでくださいませ~🚩
趣ある若宮稲荷神社へ
道草をくいつつ、ようやく目的地である若宮稲荷神社へ!
風頭公園からグラウンドを抜け、坂と階段を下って行くと、緑に囲まれた静かな地に神社が佇んでいました。
さらさらと流れる小川もあり、木陰がホントに気持ち良いです。
小川に架かる太鼓橋。稲荷神社らしい朱色の鳥居がお出迎えしてくれます。
社殿の階段下に構えている歴史を感じるキツネ様
もしかしたら龍馬もこのキツネ様を見ていたのかな?キリリとした佇まいで、参拝者を迎えてくれるようでした。
若宮稲荷神社のご由緒
「古いお宮を若宮」と親しまれる当神社は、その昔南北朝時代の中心楠木正成公の守護神(稲荷大神)を延宝元年(1673)に現社地に奉斎したと伝えられる。鎮座依頼三百有余年の歴史の中、特に元文元年(1736)に長崎奉行細井因幡守安明が参道を開削し、社殿を改築し敬神の誠を捧げられたのを初めとして、代々の奉行は固より世の多くの人々の尊崇をあつめ今日に至っている。
また明治維新前後には当社を勅皇稲荷と称し、坂本龍馬をはじめ長崎に来住する志士等の多くが当社に度々参拝し、日本の新しい夜明けが一日も早く来ることを祈願したという。
境内案内板より引用
御祭神
- 稲荷大神
衣食住を司る稲荷大神は、商売繁盛や五穀豊穣、家内安全、交通安全、漁業繁栄などの守り神とされています。
多くの志士達が参拝していることから、祈願成就などのご神徳もありそうなパワーのある神社ですね。
若宮稲荷神社のご本殿は、この階段状になった崖の上にご鎮座されています。
300年以上続く古い神社だけど、この岩は元々こんな形?それともこんな大きな岩を削ったのかな~?と色々考えると面白いです。
神社がある場所は建立される前から何かしら良い土地だったのでしょうけど、やっぱり自然の力が大きく関わっているでしょうね。
境内社
こちらは拝殿の真横にある境内社「若宮稲荷神社」。
おや?境内社のお名前がメインの神社と同じお名前??ううーん、私がなんか見間違えたのかな?🧐
こちらも稲荷社ですが、プリプリッとお尻を上げた狛犬さんがお出迎えしてくれる境内社でした。
【スポンサーリンク】
若宮稲荷神社の御朱印
社務所にて若宮稲荷神社の御朱印をいただきました。美しい稲穂の印が押された素敵な御朱印です。
コロナが広まってから、多くの神社仏閣で書置き御朱印が主流になってきましたが、ここ若宮稲荷神社も書置きでいだだきました。
境内にはまたしても縁の深い坂本龍馬像があったので、龍馬さんとご一緒に素敵な御朱印をパチリ📸
若宮稲荷神社と竹ン芸
若宮稲荷神社では、毎年秋のお祭りで「竹ン芸」という演目が奉納されます。
10mもの高さがある竹の上で、男狐・女狐に扮した2人が竹から竹へ飛び移ったり逆立ちしたりするなど、アクロバットな芸を繰り広げるのですが、これが見ているだけでヒヤヒヤ…!!
手に汗握る演技で見る人を釘付けにするのですが、高所恐怖症の人にとっては見ているだけでもヒィィィ!!となる事間違いなしです。
2020年は残念ながらコロナの影響で中止となりましたが、2021年はどうでしょうかね?以前みたいに思いっきりお祭りを楽しめる日が待ち遠しいものです。
【スポンサーリンク】
坂本龍馬のブーツ像と亀山社中跡
若宮稲荷神社のすぐお隣には「亀山社中資料展示場」があります。
ここから細い路地を下っていくと、龍馬のブーツ像&亀山社中跡へとたどり着きます。
龍馬のブーツでかっ!!!
それもその筈、こちらは靴のままブーツに入って写真撮って良いよ~📸の、観光客向け撮影スポットなのですが、この日は黒猫ちゃんに遭遇しました♡
ちょうど日が差していたので、気持ちよくお昼寝していたのかな?🐈
細い路地沿いにあるこちらが亀山社中跡で、現在は記念館となっています。(2021.5月現在休館中)
割とこじんまりとした昔の建物ですが、ここで龍馬さんが「日本の夜明けぜよ~!」と言っていたのですかね??
若宮稲荷神社~亀山社中まで徒歩ですぐ行けますので、参拝ついでに龍馬巡りをするのもおすすめです。
同じ県内に住んでいながら、なかなか訪れる機会がなかったので、なんだか新しい発見が多い若宮稲荷神社への参拝&御朱印めぐりでした✨
若宮稲荷神社へのアクセス
公共交通機関の場合
- 新大工町電停、バス停より徒歩約15分
- 風頭公園バス停より徒歩約16分
車の場合
- JR長崎駅より約15分
- 長崎空港より約45分
- 専用駐車場がない為、近隣パーキングをご利用ください
■若宮稲荷神社
長崎県長崎市伊良林2丁目10-2
書置き御朱印におすすめの御朱印帳はこちら