福岡県福岡市東区にある香椎宮へと行ってきました!
実は約1年前にも参拝したのですが、その時は夕方で社務所が閉まった後だったのでご朱印を頂くことができず、今回が2回目のチャレンジとなります。
実は香椎宮はすごく広く、境内の外にも見どころがたくさんあるんです!!
今回はとっても空気が綺麗で清々しい香椎宮をご紹介していきます✨
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福岡県福岡市にある香椎宮へ
香椎宮へのアクセスは、JR最寄り駅の「香椎神宮前」より徒歩で約5分程です。
道路に面した広い敷地の前には、香椎宮と彫られた大きな鳥居が鳥居が立ち、その先に緩やかな橋が続きます。
この日は日曜とあって、境内からは遊び回る子ども達の声が響き渡って明るい雰囲気でした✨
広い香椎宮と周辺の散策で良い運動!
ここ香椎宮を中心に、周りには複数の神社や不老水などの歴史史跡がたくさんあり、全部回ると結構良い運動になります。
神社がたくさんある場所なので、きっと昔から重要な意味を持った場所だったんでしょうね~!周辺の歴史散策もされたい方は、ぜひ歩きやすい靴がおすすめですよ✨
菖蒲池と弁財天
境内に入ってまず目に飛び込んでくるのが、菖蒲池と朱色の鳥居が並ぶ弁財天社です。
この菖蒲池は毎年6月頃になるとたくさんの花菖蒲が咲き乱れ、福岡を代表する菖蒲の名所となるのだとか!
なんと2000株もの花菖蒲が咲くのだそうです。今度は開花した時に訪れてみたいですね~🌸
🌟弁財天社
菖蒲池の真ん中にあるのが弁財天社で、七福神の神様の一人として招福や財宝を授ける市杵島姫命がお祀りされています
市杵島姫命は私的にすごく大好きな神さま。なんだか優しい女性的な雰囲気に包まれている様なんですよね~✨
香椎宮の楼門
境内を少し進むと鳥居と楼門が見えてきます。
それにしても香椎宮は橋がたくさんあるですね✨
菊の紋章
楼門ある扉と垂れ幕には、菊の紋章が記されていました。扉の飾りをよくよく見ると、細やかで曲線がとっても美しいです。
繊細で細やかな装飾が施されて、見ごたえもあります。
生命力を感じる綾杉と木々
楼門から入ると、すぐ目の前には大きな「綾杉」が見えてきます。なんだかものすごく大きな生命力をもっているような木でした✨
枝の下の方は絶妙なバランスで下の方まで曲がかくっと曲がっていますが、なんだか人間の腕や、見ようによっては足のようにも見えます👀
私だけでしょうか?!
このような大きな木を見ると、人間ってちっぽけだよなぁ~としみじみ感じます。
🌟不思議な形をした梅の木
こちらは地面を這うようにして生えている梅の木です🌸
木の幹は地面スレスレなのに対して、枝は上へ上へと伸びていくんですね!
この状態でもしっかりとピンクの梅の花が咲いているのが驚きです。
香椎宮のご由緒
香椎宮は西暦200年に神功皇后らが祠を建て、仲哀天皇のご神霊を祀ったのがはじまりです。
神功皇后のお宮は723年に、神功皇后自身のご神託によって九州に社殿の造営をはじめ、724年に完成したのですが、この神功皇后のお宮と仲哀天皇の祠をあわせて「香椎廟」と称するようになりました。
その後明治時代に「官幣大社香椎宮」、戦後になってから「香椎宮」と称されることになった歴史あるお宮です。
御祭神
- 仲哀天皇(ちゅうあいてんのう)
- 神功皇后(じんぐうこうごう)
- ≪配祀≫応神天皇、住吉大神
朱色の社殿が鮮やかな香椎宮を散策
早速朱色の社殿が鮮やかな香椎宮へ参拝です✨
この日はちょうど結婚式が行われており、厳かな空気の中で幸せいっぱいの新郎新婦さんがいらっしゃいました。なんだかこちらまで幸せな気分です💕
香椎宮の拝殿前には長い屋根が付いているので、雨の日でも傘をささずに参拝できますね✨
香椎宮の御本殿は、裏側までぐるっと一周する事ができます。
立派な社殿だなぁ~と歩いて回っていると、ちょうど御本殿の裏側に大きな御神木が立っていました!
写真だと伝わりにくいですが、とても大きな幹で力強く生えています。なんだかすごいパワーを感じます✨
香椎宮の摂社・末社
武内神社
こちらは香椎宮の御本殿の囲いを出たすぐ隣にある「武内神社」
御祭神は大臣武内宿禰命(おおかみたけうちすくねのみこと)で、健康長寿・病気平癒・知恵向上・学業成就のご神徳があります。
武内宿禰といえば諸説によると283歳も生きた?!とされる御長寿の神様なので、健康や運気アップに繋がりそうな神社です。
鶏石神社と稲荷神社
こちらは先ほどご紹介した立派な綾杉のすぐ傍らにご鎮座する「稲荷神社」と「鶏石神社」
言わずとしれた金運や商売繁盛の稲荷神社の前にはキツネ様の像が、鶏石神社の鳥居前には鶏の像がお出迎えしてくれます。
なんでも鶏石神社は、その名の通り鶏と子どもの神様として崇められ、小さいお子さんを連れた親子連れが参拝されていました。
江戸時代の書物によると、石になった鶏を僧侶が祠に祀った事が始まりと言われ、鶏石神社では「あたためられた卵がかえるように、念願した事が成就する」と言い伝えられているそうです。
普段何気なく食べている、私たちの食卓には欠かせない鶏や卵の恵みに感謝する機会も必要ですよね✨
鶏石神社の向かって右側には幹の真ん中にスーッと空洞があいた木が立っていました。
子どもだとすっぽりと入るほどの空洞で、どうしてこんな真っすぐな穴が開いているのでしょう?!自然の力って不思議です。
武内宿禰像と扇塚
境内を散策していると、御長寿の神様である武内宿禰像が建っていました。すぐ傍らには扇塚があり、芸能成就祈願の絵馬が奉納されています。
亀を見つけられる?亀の池
香椎宮は広大な広さを誇る神社で、正面鳥居から入ってすぐの神苑に広がる菖蒲池の他にも、奥には亀の池が広がっています。
池の前には亀の像が置かれていたのですが、池が茶色く濁っているので、ほんとに亀はいるのかなぁ~?と思いながら池を見ていると…
あ!!!!
池岸にいる亀を発見!!
発見した瞬間はなんだか嬉しい気分になりました(笑)亀の池に訪れた際にはぜひ本物の亀を探してみてください✨
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香椎宮の御朱印
拝殿近くにある授与所にて香椎宮の御朱印を頂きました✨
しっとりとした字体と菊の印がステキです。前回参拝した時には授与所が閉まっていたので、念願叶ってご朱印を頂く事ができて感無量です💕
香椎宮の御朱印帳
こちらは香椎宮のオリジナル御朱印帳で、白地に朱色の社殿と美しい桜の刺繍が施されています。
御朱印代込みで¥1,500で拝受する事ができます。
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香椎宮から不老水を求めて出発!
実は香椎宮はこの広大な境内の中だけではなく、少し離れた場所にも見所があるのです!
その気になる「不老水」が湧き出る場所を求めて香椎宮から出発していきます💨
まずは御本殿から正面向かって右側看板を頼りに鳥居を抜けて、巻尾神社へと向かいます。
巻尾神社
こちらが香椎宮の摂社である「巻尾神社」
御祭神は中臣鳥賊津大連命(なかとみのいかつおおむらじのみこと)で、とても難しい名前の神様ですが、仲哀天皇と神功皇后に仕えた大臣の一人で、勝負運向上・武芸上達のご神徳があります。
さらに進むと鳥居がありますので、ここから出ていきます💨
え?香椎宮の境内の外にでるの??と感じるかもしれませんが、鳥居を出てすぐ目の前にあるのが一つ目の見所となる古宮(ふるみや)です。
道路を渡って数段の階段を登り、木々が生い茂る空間へと向かいます。
香椎宮の古宮
玉垣に囲まれた真ん中にあるのは椎の木ですが、仲哀天皇がご崩御された際に神宮皇后が御棺ををこの椎の木に掛けると、香ばしい香りが辺りに広がったのだそうです。
それが由来となって「香椎」の地名となったのだとか。この辺り一体の「香椎」の地名が付いた由来の場所という事ですね。
神功皇后が香椎を去る前に、この場所に祠を建てて仲哀天皇の神霊を祀ったのですが、大正4年に香椎宮へ移され神功皇后と共に祀られることなり、この場所は「古宮」と呼ばれる事になりました。
香椎宮から健康長寿の不老水へ!
古宮に参拝したら、さらに進んで不老水の場所へと向かいます。辺り一帯は静かな住宅街で、田んぼもあるゆっくりとした景色が広がります。
せっせと歩いてきましたが、ようやく「日本名水百選 神水 不老水」の案内書きを発見💡
真っすぐな道を進んでようやく辿り付きました~!
ここが不老水が湧き出る場所です✨
割とこじんまりとした広さですが、地元の方でしょうか、ペットボトルを片手に代わる代わる人が訪れていました。そして車の往来もないので、とっても静かで落ち付いた雰囲気です。
そして、この奥の祠の中に「不老水」が湧き出ています。
一瞬祠の扉を開けていいのか迷いましたが、そっと開けると中の石でできた井戸に透き通った綺麗な水が溜まっていました。
これが不老水で、御長寿の神様である武内宿禰が掘った井戸と伝えられています。
なんだかとても神聖な水だったので写真を撮るのを控えましたが、透明で透き通った清らかな水でした✨✨
案内書きによると、近年不老水の水量が減ってきている事もあり、一家族につきペットボトル2本(4リットル)までのご利用をお願いしますだそうですので、必ず利用する量を守りましょう。
空気が綺麗なパワースポットでもある香椎宮は見所がたくさんありますので、ぜひお時間がある時にゆっくり参拝されてみてはいかがでしょうか😊✨
香椎宮へのアクセス
公共交通機関の場合
- JR:香椎神宮前駅より徒歩約5分、香椎駅より徒歩約15分
- 西鉄:香椎宮前駅より徒歩約14分
- 西鉄バス:香椎宮しょうぶ園前より徒歩すぐ
車の場合
- JR博多駅より約21分
- 福岡空港より約25分
- 駐車場有り
■香椎宮
福岡県福岡市東区香椎4丁目16−1