長崎市にご鎮座する松嶋稲荷神社は、地元民から「お稲荷さん」の愛称で親しまれる神社です。
旧長崎街道にある神社として、長崎出身の国文学者足立半顔(あだちはんがん)が詠んだ歌の石碑なども奉納されています。25もの末社が祀られる神社です。
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松嶋稲荷神社は「長崎11社スタンプラリー」の一社
長崎では市内にご鎮座する11の神社を巡ってスタンプを集めると、限定の長崎オリジナルお守りがもらえる「長崎11社スタンプラリー」を行っています。
長崎守りの絵柄デザインは毎年変わり、ちんちん電車でおなじみの路面電車やカステラなど、長崎ならではのオリジナル限定デザイン✨
スタンプラリーの台紙は各神社にスタンプと共に置かれていますので、お好きな神社からスタートしてOKです。長崎の街らしい坂道を上ったり下りたり…そして階段を上ったり下りたり…、、としっかり足腰も鍛えられます!(笑)
心も体も気分爽快!ぜひお時間ある方はチャレンジしてみてくださいね⛩
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松嶋稲荷神社のご由緒
御由緒書きによりますと、この地には古来より霊験あらかたな山として、氷川社の傍にある老樹の下に小さな祠を祀り、その昔には多くの信者からの浄財寄進によって崇高な社殿が造営されました。
名称についてはいくつかの説があり、一つはこの一帯は松林で島の絵姿をしていたからという説で、句会の奉納坂を見ると「松風もいつか静めて花くもり」等々の句からも、その説を裏付けることが出来ます。
二つめの説は御寺の鎮守としての松嶋稲荷大明神を正保三(1647)年この地に移転して従来の小祠に合祀したというのです。そして三つ目の説は元禄の昔、大村の捕鯨家、松嶋與五郎が当社を信奉することが深かったので松嶋稲荷の称を得たというのです。
御祭神
- 豊受比賣命(とようけひめのみこと)
松嶋稲荷神社にお祀りされているのは、伊勢神宮外宮にも祀られる豊受大神で、食物などの五穀豊穣などを司る神様です。
人間も含めて生命が生きていけるのは、恵豊かな食物があってこそですもんね。日ごろ感謝の気持ちを忘れがちですが、たまには当たり前にある食べ物のありがたみに感謝して静かに参拝しましょう。
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松嶋稲荷神社へのアクセス
公共交通機関の場合
- 路面電車「蛍茶屋」下車後、徒歩約5分
- 長崎バス「蛍茶屋」下車後、徒歩約5分
車の場合
- JR長崎駅より約10分
- 長崎空港より約45分
■松嶋稲荷神社
長崎県長崎市本河内1丁目10-1