福岡県北九州市にご鎮座する「岡田宮」へと行ってきました!この岡田宮ではカラフルな御朱印が頂けるこの事で、御朱印を集めている人には人気のお宮です。
私も以前から気になっていた岡田宮へようやく参拝することができたので、岡田宮の見どころや御朱印についてご紹介していきます!
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北九州市にご鎮座する岡田宮へのアクセス
北九州市にある岡田宮へのアクセスは、JRですと最寄り駅が「黒崎駅」で、駅から徒歩で約10分程で到着しました。
駅からの途中アーケードの中を通って行ったのですが、「ほんとにこっちで合ってるの…??」と不安になりながらもGoogleマップを頼りに向かい、どうにか到着!
ほんと方向オンチにはGoogleマップが必需品!文明の発明品は有り難いわぁ~!
階段が多い岡田宮
通りに面した場所に岡田宮の一の鳥居があります。正面から見ると鳥居が4つ見えており、ここの階段から登って行きます。
一の鳥居の神額には「岡田神社」、三番目の鳥居には「岡田宮」と書いてあります。
そのまま階段を登ると右に少し曲がり、さらに階段を登って行きます。
この日はパラパラと少し雨が降っていましたが、歩みを進める度になんだか気持ちの良い空気になってきました~✨
楼門前にはムッキムキの狛犬さんがいますが、雨に濡れて何だかさらに強そうな風貌になっています。
まるでシャワーを浴びてるイケメンアイドルの生写真のような感じでしょうか、ちょっと色気漂うセクシー狛犬さんですね。
岡田宮の神額
こちらは岡田宮の楼門に掲げられている神額で、外から向かって手前が「岡田宮」、奥が「天地人」と書かれています。
「岡田宮」の方は1744年に香椎宮の勅使である飛鳥井中将藤原雅重が奉納、「天地人」の方は1707年に鶴原君玉によって奉納されたものです。
緑に囲まれた岡田宮の境内
岡田宮の境内は、裏手に緑豊かな森が広がっており、住宅街の中にあるとは思えないほど自然が多いお宮でした。
そしてこの上の写真にも写っていますが、この日は年に一度の「茅の輪くぐり」の日!
後ほどこれについてもご紹介していきます。
こちら岡田宮の手水舎は、最近の神社で徐々に増えつつある自動センサー。歴史ある神社と最新の機械との融合が、ココ最近神社でも見るようになってきましたね。
古き良い物は残し、新しく便利なものは取り入れる、こういう時代に合ったものを取り入れる精神も大事ですよね✨
岡田宮の狛犬さんは、可愛いゆるキャラの様な佇まい🐶
岡田宮のご由緒
岡田宮のはじまりは、古代に熊族が祖神を地主神として岡田ノ宮と祀ったのがはじまりです。古事記には、神武天皇が日向の国から東征へ向かう時に、ここに一年留まったと記されており「熊手」と呼ばれていました。
神功皇后が三韓征討に行く際には岡田宮へ詣られました。
岡田宮は古来から北九州の海・陸・路の要の位置にあったことから、皇室や公家からの崇敬を集めておおいに栄えた時代もあり、現在は黒崎地域五十余町の産土神とされています。
御祭神
岡田宮:神日本岩余彦命(神武天皇)
熊手宮:大国主命、少彦名命、県主熊鰐命
八所宮:高皇産霊神、神皇産霊神、玉留産霊神、生産霊神、足産霊神、大宮売神、事代主神、御膳神
たくさんの神様がお祀りされている岡田宮は、古くからの歴史もあることから、たくさんのご利益があるお宮です。
縁結びや子授け、病気平癒、国家安泰、商売繁盛、厄除け、海上安全、開運招福など、さまざまな願いを持つ方にもってこいの神社と言えます。
岡田宮の子宝恵方犬で子宝・縁結び・厄除け・金運など幸せ祈願
岡田宮の拝殿前脇には、親子犬が並ぶ「幸せ子宝恵方犬」の像があります。
よくよく見ると像の周りには干支が書いてあり、向きが回るようになっています。
案内書きによると、「この子宝恵方犬は今年の恵方を向いています。子宝・安産・家内安全・厄除け・縁結び等のご利益が頂けます。」と書いてありました。
肝心の子宝恵方犬の撫で方はというと、こちら⇩
ご自身の干支を撫でた後に、子宝恵方犬を撫でる。
※子宝祈願・安産祈願の方は、最後にご自身のお腹を撫でて、お子様とのご縁をお祈りください
ふむふむ。私は今年丁度厄年なので、厄除け祈願として干支を撫でた後に恵方犬を撫でました。
それにしてもこの子犬のプリっとした姿が本当に可愛い!犬好きとして思わずキュンキュンしてしまう!!
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茅の輪くぐりで無病息災
ここ岡田宮をはじめ、全国の多くの神社が夏の大祭として行わわれるのが「茅の輪くぐり」ですが、茅でできた輪をくぐる事で無病息災を祈ります。
この茅の輪くぐりの由来は、日本神話のスサノオノミコトの蘇我将来の話が由来になっていると言われており、一年の半分が無事に過ぎたので、残り半分も無事に過ごせますように、との祈りが込められた儀式です。
また、昔は暑い夏に疫病が流行る事も多かったので、無事に無病息災でいられるよう、多くの神社で執り行われてきました。
茅の輪くぐりの方法は?
茅の輪くぐりは、真っすぐそのまま通り抜けるのではなく、茅の輪を左→右→左と8の字になるようにくぐり抜けます。
神社によっては神祓詞(祓え給え 清め給え~、など)を唱えながらくぐるので、気になる方はその神社の人に聞いてみると良いかもしてれません。
ポイントは、くぐる時に輪の前でお辞儀をし、左へ回る時は左足で、右に回る時は右足で茅を跨いでくぐります。
ここ最近厄年のせいなのか、歳をとったせいなのかわかりませんが、なんだか思うように調子が出ないので、この茅の輪くぐりでパワーチャージ!!✨
やっぱり何をするにも「健康」が一番大事だなと思うこの頃です。若い頃は健康なんて気にも留めなかったから、これも歳をとったせいなんだろうなぁ😭w
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岡田宮の御朱印
北九州市にご鎮座する岡田宮はカラフルなご朱印が有名で、季節によってもご朱印が変わるので、九州の中でも特に人気の御朱印が頂ける神社です。
私もネットで色々な方の御朱印を見ていて、すっごく来てみたかったー!ようやくこの日がやってきてワクワクです💕
岡田宮でのご朱印の貰い方
岡田宮でのご朱印の受け方ですが、社務所前にあるテーブルにて自分が欲しい御朱印の番号を紙に書いてお願いする方法となります。そして御朱印の種類が多すぎてすごく迷うんですよ~😍
見開き3ページにわたる御朱印はかなり珍しいです。カラフルなので特に御朱印ガールにはたまらないのではないでしょうか。
社務所にてご朱印の受付を済ませると、横手にある入口から控え室へと入って待つ事ができ、書いて頂いたご朱印はこの部屋で受け取る事ができます。
この日は雨の平日で人がすごく少なかったのですが、土日祝などは大行列となる事もあるそうなので、時間に余裕を持って来られると良いかもしれません。
岡田宮の季節限定特別御朱印
今回迷いに迷って迷いまくった挙句、季節限定の特別御朱印を頂きました~✨
今までさまざまな神社で御朱印を頂いてきましたが、見開き3ページにわたる御朱印を頂いたのは初めてです!!
今回は7月バージョンという事で、季節ごとにまた御朱印を頂きたくなっちゃいますね。
押印されている八咫烏は、岡田宮にお祀りされている神武天皇に縁のある鳥です。カラスというと、一般的にはあまり好印象ではない鳥だと思うのですが、ここ岡田宮では大切にされている鳥なのだそうです。
岡田宮の「夏越大祓」限定御朱印
この日は茅の輪くぐりである「夏越大祓」の日でしたので、この日限定の御朱印も頂きました✨
茅の輪をくぐる時には先ほどご紹介した「祓え給え 清め給え~」か、ここに書かれている「水無月の夏越の祓いする人は 千歳の命延ぶといふなり」を唱えると良いそうですよ✨
岡田宮の御朱印帳
こちらは岡田宮のオリジナル御朱印帳で、淡いピンクと水色の2色が用意されています。
御朱印にも押印されている八咫烏(カラス)が刺繍してあり、やわらかい印象の素敵な御朱印帳です💕
カラフルなご朱印で人気の岡田宮ですが、境内は緑に囲まれていて、空気が気持ち良いお宮でした。また次回は違う御朱印をいただきに参拝したいと思います✨
岡田宮へのアクセス
公共交通機関の場合
- JR黒崎駅より徒歩約10分
- 西鉄バス「熊手通」より徒歩約3分
車の場合
- JR小倉駅より約35分
- 北九州空港より約55分
- 専用駐車場有り
■岡田宮
福岡県北九州市八幡西区岡田町1-1